

「どういうポーズがいいですか? 言ってくれれば、私なんでもやりますよ〜っ!!」
撮影開始直後、おなじみの“マチャミ節”で、一気に現場を和ませてくれた久本雅美さん。いまや、テレビで観ない日はないほどの幅広い活躍で、男女問わず国民的な人気者。そんな彼女が所属する劇団WAHAHA本舗が、2年ぶりに行う、全体公演『踊るショービジネス FINAL 満月ダンス御殿の花嫁』の全国ツアーが5月27日からスタートに。久本さんの意気込みは話からも伝わってくる。
「不思議なことに、年々体力的には衰えてきてるかもしれないけど、精神的にはパワーアップしてて、ますます闘志に燃えてるんですよ(笑)。50、60歳になろうが裸スーツを着てアホな踊りを踊ったり、しょうもないことやってるのが、私は好きなんです!」
彼女にとって、テレビの仕事と劇団の舞台はまったく違うスタンスだという。そのふたつの絶妙なバランスがあってこそ“久本雅美”が保てるのだとか。
「テレビでできないことを舞台でやることに意味があるんです。そこで自分が持っているマニアックなパワーを出さないとバランスが取れなくなるんですよ。それに、テレビと舞台の両方を同時にこなしていくのは大変だけど、やりがいがあっておもしろいんです」
毎回、想像をはるかに超えるインパクトのあるステージで魅了するWAHAHAの舞台。今回はいったい何が飛び出すのか!?
「ビックリしますよ〜。実は、まだ何も決まってません(笑)。ウチは稽古が始まってから集中的にやるんです。ああでもない、こうでもないって当日までやってます。生みの苦しみですよ。でもまたそれが楽しいんですよね。FINALっていうことで、ダンスは今回が見納めかもしれませんが、とにかく、これまでと装いも新たに、くだらなくて、馬鹿馬鹿しくて、チャーミングでセクシーな舞台をお見せしますのでお楽しみに!」

華奢な体のどこにそんなエネルギーが潜んでるのかと思ってしまうほどパワフルな久本さん。好きなことをやっている充実感が彼女を輝かせているのだと実感。そんな彼女がもっとも大切にしていることとは?
「“どこまでも自分らしくあろう”っていうことですよね。どうしても人と自分を比べて落ち込んだり、イケてると思ったりしてしまうのが人間でしょ。そうじゃなくて、比べるんだったら、昨日の自分と今日の自分を比べるっていうふうに、どこまでも自分を磨いていくっていうことが大事だと思いますね」
そして、“今後の自分”についても語ってくれた。
「まあ、最近は恋もすべきやと思いますね。亡くなった母親もそう言ってましたから。やっぱり愛し、愛されることで人は潤うんですよね。それがないとギスギスしちゃうし、恋は人としても成長させてくれますしね。仕事面では、とにかく生涯現役でいたいんです。この仕事が本当に好きなんですよ。どんなに追求しても正解がないし、自分が納得いくまで“お笑いの久本”として暴れ続けたい。それが夢です。だから、これからもお茶の間の皆さんのオモチャで居続けたいと思っています(笑)」