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●「外貨建MMF」に注目
「じゃぁ、外貨で運用だ!」といっても、たとえば「外国投資信託」などは実に様々な種類があり、何が何やらわかりにくいので初心者のレベルに合わせた投資商品を見つけることが大切です。そこで「外貨運用」を実感できる「外貨建MMF」を参考にしてみましょう。
外貨建MMFはマネー・マーケット・ファンドの略です。投資対象は高格付けの短期公社債やコマーシャルペーパー(CP)、譲渡性預金(CD)など短期金融証券が中心となっているから、信用リスクの軽減や資金の流動性が図れることが期待できます。
ただし、外貨建なので円から投資した場合などは当然、為替変動リスクはあるし、投資信託のため投資元本は保証されません。また、分配金は運用実績によって毎日計算されます。そして、毎月末(最終取引日)に再投資されるしくみとなっています。
外貨建MMFは海外の市場の休日を除いて換金がいつでもできることが大きなメリットです。為替レートなどをみながら各取引日に買い付けまたは換金をすることができます。ただし、受け渡しは翌取引日となります。
外貨建MMFの購入単位は、米ドルの場合、1口=1セント単位の少額から購入できます。換金も1口=1セント単位で可能です。
購入・換金時の手数料と外国証券取引口座管理料はかかりません。
これから外貨運用を始めようという場合、まずは少額から仕組みが分かり易い商品を買ってみるのがオススメ。投資の鉄則は、「仕組みを理解できない商品には絶対に手を出さないこと!」です。外貨建MMFは、身近な証券会社などで少額から始められ外貨の好金利を体感できるので、お試し商品としては最適です。


●いろんな通貨で運用できちゃう
外貨建MMFに用意されている通貨は、米ドルをはじめユーロ、豪ドル、ニュージーランドドル、英ポンド、カナダドルなど多彩です。つまり、外貨建MMFを利用することで世界の様々な通貨で運用できます。また、多くの通貨の外貨建MMFを持つことで通貨を分散して運用することにもなります。それでは、具体的に世界の通貨を見てみましょう。


●外貨運用は通貨選びが大切
なじみ深い通貨と言えば、最初に思いつくのが米ドル。外貨投資が若者や女性にも自然に受け入れられるのは、気軽に海外旅行へ行けるようになって、両替したり、現地でショッピングをすることで、外貨に免疫ができてきたのも理由の1つです。
米ドルに次いで思いつくのがヨーロッパの統合通貨ユーロ。EU(ヨーロッパ連合)の中でユーロを使用しているのは、ドイツ、フランス、イタリア、スペインなど計13カ国(2007年1月末現在)です。1999年に導入されて以来、米ドルに次ぐ世界の基軸通貨として、その地位が高まっています。ヨーロッパ好みの方にはお薦めの通貨と言えます。
米ドルとユーロは、外貨投資を始めるにも必ず踏まえておきたい基本の通貨ですが、今まであまりなじみの無かった通貨にも投資先として目を向けて見ましょう。例えば、オーストラリアは、海外旅行やロングステイ先としても人気が高く、「将来の渡航のために今から資金準備をしておきたい」など目的がはっきりしている方にとっては豪ドルへの投資は大きなメリットがあります。
その他にも、かつてはメジャーな通貨だった英ポンドなどもあります。注意したいのは、それほどメジャーでないその他の通貨は、米ドルやユーロに比べて取引量が少なく為替レートの変動が比較的大きくなり易い特徴がある、ということ。投資したままうっかりしていると、円に交換する時に為替レートが大きく動いている可能性もあります。十分な下調べと、投資した後も自力で情報収集する必要があるので、誰にでも適した通貨と言うよりは、目的や生活スタイルで選ぶ通好みの通貨と言えます。

(その他の通貨の特徴)
・ニュージーランドドル 人より羊の数の方が多い、と言われるほど酪農が盛んなニュージーランド。オーストラリアとの貿易量が多く、産業の構造も似ていることから、オーストラリアドルと似た動きをすることがあります。
・カナダドル カナダはオーストラリアと同じく資源国。アメリカとの結びつきが強く、米ドルの動きと似た動きをすることがあります。
・英ポンド かつての世界の基軸通貨。現在は流通量も減り、動きが乱高下することもあります。

通貨の特徴を見ると、それぞれの国の産業や貿易、他国との関係に影響されていることが分かります。基本の通貨とその他の通貨、それぞれの特徴を踏まえて、どんな通貨を選べばいいの?は次回【通貨別】選び方3つのポイントですっきり解決しましょう!


【為替スプレッドのしくみ】
円から外貨へ交換する場合は、基準とされる為替レートに為替スプレッドといわれる手数料相当幅を加えた為替レートになります。反対に外貨から円へ交換する場合の為替レートは基準とされる為替レートから為替スプレッドが差し引かれたものです。外貨建MMFの米ドルは基準とされる為替レートに±50銭、ユーロでは±75銭、豪ドルは±1円の為替スプレッドが適用されています。この為替スプレッドは金融機関により異なりますので事前に確認しましょう。

今回の投資テーマ 化学業界

出来高の多い価格帯を探して、「抵抗ライン」を見つけよう!

●「買い・売り」のタイミングが分かるチャート
チャートの重要性は、株を始めた方ならよく理解していただけると思います。とくに「新値三本足(しんねさんぼんあし)」は日本の代表的なチャートであり、株式投資の初心者から上級者まで、幅広く支持されているチャートです。さて、この「新値三本足」の良さは、「目先の株価変動より、大きな相場の動きや転機」を知るために有用なチャートだということです。
具体的には、「新値三本足」とは株価日足チャートを時間どおりに付ける時系列ではなく、株価の当日終値のみを使って高値を更新している場合には「陽線」(白抜き棒線:白い箱)を、安値を更新している場合には「陰線」(黒塗り棒線:黒い)を付け足してゆくチャートです。(1)最初に基準となる日付を決めます。(2)次に翌日の終値が前日を上回った場合には「陽線」を記入します。また、翌日以降も上回った場合には、「陽線」を付け足してゆきます。「陰線」の場合は翌日の終値が前日を下回れば記入し、翌日以降も下回れば「陰線」を付け足します。ただし、直前の高値、安値を更新していない場合は記入しません。(3)最初に3本線ができた後からは、終値が3本前の高値を上回った場合(3本の安値を下回った場合)には新たに「陽線」(「陰線」)を付け足します。高値、安値を更新しないことで、何日間もチャートを描かない日が続くこともあります。つまり、「新値三本足」は時間軸どおりにならないことも特徴です。
一般的には「陰線」から「陽線」に変わった場合を『陽転』と言い、「買いシグナル」と見なされます。反対に「陽線」から「陰線」に変わった場合は『陰転』と呼ばれ、「売りシグナル」となります。しかし、ここが注意ポイントです。転換した時点ですぐさま、「買い・売りシグナル」と判断して投資を行うと、失敗することがあります。これを「ダマシ」と言います。「ダマシ」に遭わないように2本目の「陽線」で「買いシグナル」、2本目の「陰線」で「売りシグナル」と判断することも大切です。
なお、他のテクニカルな投資手法と同じように、あまりチャートだけを頼りにするのは面白くありません。やはり日頃から、対象としている企業について勉強したり情報を入手しておくことが大切です。その上で、こうしたチャートを活用することがベストでしょう。そうすれば「陽転」「陰転」の動きが出た時に、「なるほど!」とその理由が分かるからです。そして納得して「売買」ができるからです。「白黒」つかないときは、冷静に企業情報の収集をしておきましょう。


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